ガジョー厩舎の牙城を築く

新米一口馬主が日々勉強していきます

キャロットクラブ祭り~2015~ 「A+」考察その2

昨日からのタイトルを少し変えました!

折角ランク毎に分けましたのでね~

 

ちなみに、この考察は素人のへっぽこ独り言ですから、癪に障ってしまう箇所があってもスルー頂けましたら幸いです。

 

(※またキャロット発表の募集予定馬から考察しております)

 

「ディアデラノビアの14」牡馬

血統:

母馬はNDを一切持たない血統なので、ND多めのキンカメ産駒(ディアデラマドレ)、ハービンジャー(全兄サンマルティン)、クロフネとは相性の良い母馬だと考える。ネアルコを2本しか入らない血脈を現在の日本競馬で探す方が難しい位の血統かと思われる。

そんな日本の芝適性低そうな母馬が、重賞戦線を賑わす競争能力を見せる事が出来たという事は、このNDの塊の父馬(4×4×5×6という4/4でND入ってます)が好作用をもたらすのは必然に近い配合ではないでしょうか。

 

考察:

サンマルティン(全兄)も怪我で順調さを欠いて1勝止まりになっているが、確実に重賞戦線に顔を出してきそうな走りっぷりはある。1つ上の全兄も含め、短足気味だがバネのあるパワータイプを醸し出す感じで、ダートというより洋芝や稍重が大好物の芝戦で活躍しそうである。

キャロットクラブ馬である上の5頭中2頭が(1頭未デビュー)骨折を経験しており、1頭も蹄が気になったりと体質の弱さを見せてしまう血統ではある。というのも本馬の母馬もとても残念な事に引退後すぐに交配されており、疲労を残して繁殖にあがった可能性がとても高い。本馬にも注意が必要。それでも産駒の成績が立派なのは、元々の母馬が持つポテンシャル、日本の種牡馬との相性の良さを物語っているのではないでしょうか。

 

出資条件:

全兄2頭が募集額5,000万。父産駒の成績と全兄弟の成績も現時点では目立ってはいないので、同額路線が濃厚かと、もし上昇しても微増という処であろうか。

父産駒の実績はまだ分析し辛いが、私は小回り競馬場は不得意じゃないかと思っています。現に全兄の上がりタイムを見ても、最終週の新潟で33.0(レース1位)、掛かりまくってしまった東京で34.1(レース1位)、最終週で重馬場だった函館が36.5(レース5位タイ)となっていました。先週の小倉記念で柔らかバネ小回り血統(ステゴ全妹の母)のべルーフですら違和感丸出しの4角、そして失速したのかと思わせる位にスピードにすぐ乗れない直線・・・という感じでした。

その点を考えると、私は関東より関西の方が活躍の幅が広がるのかと考えております!昨年の厩舎、もしくは半姉と同じ厩舎の方が私には面白い。

 

※ちなみに本馬はキャロットクラブ特権の母馬優先出資馬となる